
新人研修・チームビルディングに使える「ビジネスガチャ」活用ガイド
研修担当者の方からよく相談を受けるのが、「新人の発想力を引き出すアイスブレイクや、チーム内の対話を活性化するワークがほしい」というニーズです。
ツクルラボMAKERの「ビジネスガチャ」は、ランダムな業界・顧客層・制約条件をくじ引き形式で決め、その条件下でビジネスモデルを考案するツールです。エンタメ性が高く短時間で回せるため、研修やチームビルディングの素材として相性が良い設計になっています。
ビジネスガチャとは
ガチャ(ランダム抽選)の楽しさを起点に、
- 業界(飲食、医療、教育、エンタメ、農業…)
- 顧客層(小学生、80代の単身世帯、訪日外国人…)
- 制約条件(予算100万円以下、3人で運営、対面禁止…)
といった条件をランダムに引き、その条件下で実現可能なビジネスモデルを15〜30分で考案する——という設計のツールです。AIが企画書をフィードバックしてくれるので、考案後すぐに「この案はどこが弱いか」を客観視できます。
活用例1:新人研修のアイスブレイク(30分)
新人研修の初日、お互いに緊張している中で「自己紹介ゲーム」よりもうワンステップ踏み込んだアイスブレイクとして使えます。
進行例:
- 4〜5人のチームを作る(5分)
- 各チームでビジネスガチャを引き、条件を確認(5分)
- その条件下でのビジネスアイデアをチームで議論(15分)
- 各チームが30秒ずつ発表(5分)
ポイントは、発表の出来を評価しないこと。「その条件下で対話を生む」こと自体が目的です。「正解のないお題に対してチームで考える」体験は、今後の業務で必要な姿勢を予習する場にもなります。
活用例2:発想力研修(90分〜半日)
入社2〜3年目の若手向けに、発想力・企画力を鍛える研修としても使えます。
ポイントは「自分が普段関わらない業界・顧客層」が当たること。営業の人がエンジニア向けプロダクトを企画する、エンジニアが高齢者向けサービスを企画する——というクロス体験ができます。
進行例:
- 個人ワーク(20分):ガチャを3回引き、最も難しそうな組合せを選んで企画書を書く
- AIフィードバックを受ける(10分):ツール上で評価をもらい、改善ポイントを把握
- ペアワーク(20分):別の人とペアになり、相手の企画にフィードバック
- 改善版の作成(20分):受けたフィードバックを反映して企画書を完成
- 全体共有(20分):3〜4人が発表、講評
自分の専門外について考える経験は、社内の他部署への理解を深める副次効果もあります。
活用例3:チームビルディングのオフサイト
中堅以上のチームのオフサイトで、半日〜1日のワークとして組むこともできます。「うちの会社が、まったく違う業界で同じくらいの規模のビジネスをやるなら?」というメタ視点での発想を引き出すのに有効です。
実際の事業計画にする必要はありません。重要なのは、自社のコア能力(強み)が抽象化されて見えることです。「このアイデアでも実は私たちの〇〇という強みが活きる」と気づく瞬間が、組織の自己理解を深めます。
ファシリテーターのコツ
ビジネスガチャを使ったワークで効果を引き出すために、ファシリテーターが意識したいポイントは3つです。
- 「正解は一つではない」を最初に共有する:完成度より「考えるプロセス」を価値づける
- AIフィードバックは参考情報として扱う:盲信させず、議論の素材にする
- 発表より対話を重視する:「上手いプレゼン」を競わせず、議論の質を評価する
ビジネスアイデアとの使い分け
ツクルラボMAKERには、より本格的な「ビジネスアイデア」もあります。じっくり練り上げる場面ではこちら、短時間でアウトプット量を増やしたい場面ではビジネスガチャ、というふうに使い分けるのがおすすめです。
まとめ
ビジネスガチャは、研修現場の「アイデアが出ない」「議論が盛り上がらない」というよくある悩みに、エンタメ性と構造性のバランスで応えるツールです。新人研修・若手育成・チームビルディングと、幅広い場面で活用いただけますので、ぜひ一度お試しください。
