ツクルラボ

銅とマグネシウムの酸化|結びつく質量の比をグラフで確かめる教材

中学2年 / 第1分野 (4)化学変化と原子・分子 (ウ)化学変化と物質の質量

化学変化と質量(保存・質量比)

中学2年10〜30分・無料・登録不要

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銅の粉を加熱して質量をはかる実験は、1班で1つの質量しか試せません。班のデータを黒板に集めて点を打つところまでやって、やっと直線が見えます。時間割の都合でそこまで届かないことがあります。

このツールは、金属の質量を変えながら「結果を記録する」を押すと、点がグラフにたまっていきます。原点を通る直線が自分の手で見えてきます。加熱の回数も動かせるので、「変わらなくなるまでくり返す」という手つづきの意味も見えます。

この単元で つまずくところ

  • 質量がふえるのは、結びついた酸素のぶん。 金属が「重くなった」のではありません。空気中の酸素が加わっています。
  • 比は決まっている。 銅は4:1、マグネシウムは3:2。2倍の金属には2倍の酸素が結びつきます。だからグラフは原点を通る直線になります。
  • 加熱は1回では終わらない(銅)。 外側にできた酸化銅がふたになって中まで届きません。まん中に赤褐色の銅が残ります。かき混ぜて何度もくり返します。
  • マグネシウムはほぼ1回で終わる。 まぶしい光を出して激しく燃えます。銅と同じ回数くり返す必要はありません。
  • 「質量が変わらなくなる」が終わりの合図。 何回加熱するかを決めるのは時間ではなく、質量の変化です。

このツールで 何が見えるか

ステンレス皿と電子てんびん
皿の中身は粉の層です。反応した部分から外側が酸化物の色に変わり、まん中に未反応の金属が残ります。
加熱のようす
銅は静かに黒くなります。マグネシウムはまぶしい光を出して燃えます。
金属の質量→質量のグラフ
酸化物の質量と、結びついた酸素の質量が、どちらも原点を通る直線になります。
結果を記録する
今の金属の質量での結果を点として残します。班ごとに違う質量を持ちよって直線を見つける、教科書の実験そのものの形です。
加熱の回数→皿の質量のグラフ
何回目で変わらなくなるかが読めます。銅は6回目、マグネシウムは2回目です。
比の表示
「いまの皿では 1.6 g : 0.40 g」から「約分すると 4 : 1」まで並べてあります。

授業での使い方

5分

銅0.4gと0.8gを記録して、酸素の質量もちょうど2倍になることを見せます。

15分

班ごとに違う質量を割りあて、記録した点を持ちよって1本の直線にします。傾きが「1gに結びつく酸素」であることまで。

50分

銅とマグネシウムを両方やり、比が違うことを確かめます。原子1個の質量の比まで進めるなら、64:16と24:16につなげられます。

どの使い方でも、動かした条件はそのままURLに入ります。 画面の「リンクをコピー」を押して配れば、生徒の端末でも同じ画面が開きます。 生徒が見つけた条件のリンクを提出させれば、そのまま記録になります。

すぐ使える条件

あえて入れていないもの

中学校で教える形を優先して、省いている条件があります。 教科書や資料集の数値と合わないことがあるので、先に書いておきます。

  • 加熱1回あたりの進みかたは目安です。教科書に数値はありません。銅は6回目、マグネシウムは2回目で質量が変わらなくなります。
  • 原子や分子の粒は出しません。原子の数と質量保存は「原子・分子と化学変化」で扱えます。
  • 金属の質量は0.2〜3.0gです。
  • 皿そのものの質量は差し引いた値で表示しています。

よくある質問

「原子・分子と化学変化」とどう使い分けますか?

あちらは原子の数と質量保存(てんびんが動かない)、こちらは結びつく質量の比(てんびんがふえる)です。同じ加熱の実験でも、見せたい問いが違います。

なぜ銅は何度も加熱するのですか?

外側にできた酸化銅がふたになって、中まで酸素が届かないからです。皿の中身を見ると、まん中に赤褐色の銅が残っているのが分かります。

記録した点は保存されますか?

URLに入ります。「リンクをコピー」で配れば、同じ点が並んだ状態で開けます。班のデータを配るのに使えます。

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ほかの教材は 中学理科ラボの一覧 から。

直してほしいところは 改善の要望 から。ツールの画面の「要望を送る」を押せば、そのとき見ていた条件のURLが付いた状態で開きます。