ツクルラボ

音の高さと大きさ|モノコードの弦をはじいて波形の波を数える教材

中学1年 / 第1分野 (1)身近な物理現象 (ア)光と音 ㋒音の性質

音の性質(振動数・振幅)

中学1年10〜30分・無料・登録不要

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音の実験は、モノコードとオシロスコープ(またはコンピュータ)がそろって初めて「波形」と「聞こえ方」が結びつきます。装置が1台しかないと、全員が自分で条件を変えて試すところまでは届きません。

このツールでは、弦をつまんで引っぱり、はなすと音が鳴ります。引いた分だけ大きく振れて、だんだん小さくなります。右の画面にはじいた音の波形が残るので、目じるしを動かして波を数えます。振動数の数字は出しません。

この単元で つまずくところ

  • 高さと大きさは別のもの。 強く引いても弱く引いても、波の数は変わりません。波形が縦に伸び縮みするだけです。
  • 振動数は1秒間に振動する回数。 画面は20ミリ秒ぶんです。目じるしの間の波を数え、1秒あたりに直すと振動数になります。
  • 短い弦ほど高い。 ことじを右へ寄せると、画面に入る波の数が増えます。
  • 強く張るほど高い。 おもりを増やすと波の数が増えます。
  • 太い弦ほど低い。 はじめは2本とも同じ長さ・同じおもりです。はじきくらべると、太い弦の波の数は細い弦の半分です。
  • 波形の横軸は時間。 波の形そのものが空中を進んでいるわけではありません。

このツールで 何が見えるか

弦を引っぱってはじく
弦をつまんで上か下へ引き、はなすと音が鳴ります。引いた分だけ大きく振れます。押すだけなら、そっとはじきます。鳴っている弦にさわると止まります。
ことじを動かす
ことじをつまんで動かすと、振動する部分の長さが変わります。箱の目もり(0は右の駒)で15〜60cmを読みます。
おもりを運ぶ
おもりは全部で8個です。置き場からつかんで滑車の下へ運ぶと増え、下のおもりを置き場へもどすと減ります。1本の弦に1〜4個です。
細い弦と太い弦
上が細い弦、下が太い弦です。それぞれにことじとおもりがあります。
波形
はじいた音の波形が画面に残ります。細い弦と太い弦は色が別です。長さやおもりを変えると、その弦の波形は消えます。
目じるし
画面の上の三角をつまんで動かすと、2本の目じるしの間の時間(ミリ秒)が出ます。波の数は自分で数えます。
音の大きさ
この端末での音量です。0にすると鳴りません。設定は端末に残ります。

授業での使い方

5分

プロジェクターに映して、細い弦と太い弦を順にはじきます。「どちらが高い?」「画面の波の数は?」だけを聞きます。

15分

各自の端末で、同じ弦を強く・弱くはじかせ、波の数が変わらないことを確かめさせます。次に、ことじとおもりを1つずつ変えて波の数を数えさせます。

50分

「太い弦で、細い弦と同じ高さの音を出せるか」を課題にします。長さとおもりを変えて波の数をそろえ、条件のリンクを提出させます。目じるしで時間をはかり、振動数を計算させます。

どの使い方でも、動かした条件はそのままURLに入ります。 画面の「リンクをコピー」を押して配れば、生徒の端末でも同じ画面が開きます。 生徒が見つけた条件のリンクを提出させれば、そのまま記録になります。

すぐ使える条件

あえて入れていないもの

中学校で教える形を優先して、省いている条件があります。 教科書や資料集の数値と合わないことがあるので、先に書いておきます。

  • 音は端末のスピーカーから鳴ります。ブラウザの決まりで、弦をはなしたか押した時にだけ鳴ります。
  • 画面の弦の動きは、実際の速さでは目で追えないため、ゆっくりにして見せています。速さの比(高い音ほど速い)はそのままです。
  • 波形は、はじいた時の大きさで画面に残します。
  • 振動数(Hz)の数字は画面に出しません。波の数と目じるしの時間から求めます。
  • 弦を伝わる波の速さや、振動数を求める式は扱いません。
  • 音の速さ(約340m/s)、共鳴・うなり・音色(波形のちがい)は扱いません。波の形は正弦波だけです。

よくある質問

音が鳴りません。

右のパネルの「音の大きさ」が0になっていないか確かめてください。ブラウザの決まりで、弦をはなすか押すまでは鳴りません。

教室で音を出したくないときは?

「音の大きさ」を0にすると鳴りません。弦の動きと波形はそのまま使えます。この設定は端末に残ります。

振動数は出ないのですか?

出しません。目じるしを動かして、間に入る波の数と時間を読み、1秒あたりの回数を自分で求めます。

同じ振動数を別の組み合わせで出せますか?

出せます。たとえば細い弦・40cm・おもり2個と、太い弦・20cm・おもり2個は同じ振動数になり、波の数がそろいます。

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直してほしいところは 改善の要望 から。ツールの画面の「要望を送る」を押せば、そのとき見ていた条件のURLが付いた状態で開きます。