コンパスと定規で自由に描く板|開きが残るコンパス、点に吸い付く定規
中学1年 / B 図形 (1)平面図形 ── 作図
作図でいちばん大事なのは「コンパスは半径を保つ道具だ」という手触りです。開いた開きがそのまま残り、別の点へ運んでも同じ円がかける。それが分かると、垂直二等分線も角の二等分線も「同じ半径の円を2つかく」に見えてきます。
この板は課題を載せていません。コンパスと定規の手触りだけを決めた板です。実物のコンパスを持ちにくい人や、家で作図をやってみたい人が、失敗しても消して何度でも描けます。
この単元で つまずくところ
- 開きが変わってしまう。 この板ではコンパスを置いても開きは変わりません。鉛筆の足をつまんで引いたときだけ変わります。針を運んで別の点で「円」を押せば、同じ半径の円になります。
- 針の置き場。 針をつまんで点の上で離すと吸い付きます。鉛筆の先も近くの点に吸い付くので、A に針・B に鉛筆で半径 AB がとれます。
- 定規が勝手に回る。 ふちが点の近くを通ると吸い付きます(1点なら平行にずれ、2点なら向きも合う)。自由に置きたいときは左の「点に吸い付く」を切ります。
- 交点が多くて吸われる。 円と線の交点は × で出ます。名前のついた点だけに吸い付き、× はタップして点にしたときだけ吸い付く点になります。
このツールで 何が見えるか
- コンパス
- 針・鉛筆の足・棒のどこをつまんでも動きます。ちょうつがいの「円」ボタンで1周。
- 定規
- 胴体の印をつまんで動かし、端の ↻ で回します。ふちが光ったら「線」で盤面のはしまで直線。
- 点と交点
- 右の「点」をつまんで置けます。円と線の交点は自動で × になり、タップで名前のある点に。
授業での使い方
5分
前に出して、開きを変えずに2つの点から同じ半径の円をかいて見せます。「交点が2つできる」ところで止めます。
15分
各自の端末で、線分の両端から同じ半径の円をかき、交点を定規で結ぶ(垂直二等分線)。手順は教えず、できた形を見比べます。
50分
自由に描いたあとで「作図(課題)」に移り、同じ手触りで課題を解きます。
どの使い方でも、動かした条件はそのままURLに入ります。 画面の「リンクをコピー」を押して配れば、生徒の端末でも同じ画面が開きます。 生徒が見つけた条件のリンクを提出させれば、そのまま記録になります。
すぐ使える条件
あえて入れていないもの
中学校で教える形を優先して、省いている条件があります。 教科書や資料集の数値と合わないことがあるので、先に書いておきます。
- 線は盤面のはしまで引かれます(線分ではなく直線)。
- 描いたものは「もとに戻す」で1手ずつ消せます。
- 実物のコンパスの持ち方や筆圧は扱えません。手順と「半径を保つ」感覚のための板です。
よくある質問
課題はどこにありますか。
「作図(課題)」が別にあります。垂直二等分線・角の二等分線・垂線・正三角形・円の中心・3点を通る円などです。
円を置いたら自動でかいてほしい。
自動ではかきません。定規の「線」と同じく「円」を押したときにかきます。置き直しの途中で円がかかれないためです。
作図(自由に描く板) を開く →
ほかの教材は 中学数学ラボの一覧 から。
直してほしいところは 改善の要望 から。ツールの画面の「要望を送る」を押せば、そのとき見ていた条件のURLが付いた状態で開きます。
