式からグラフをかく・グラフから式を当てる|傾きと切片がグラフのどこに出るかを見る一次関数の教材
中学2年 / C 関数 (1)一次関数
y = ax + b の a と b がグラフのどこに出るか。これを行き来できるかどうかが、一次関数のいちばん大事なところです。式からグラフをかく練習と、グラフから式を求める練習は、別々のページで扱われがちです。
このツールは2つを交互に出します。式が出たら格子点を2つタップして直線を引き、直線が出たら y = □x □ の □ に数を入れます。答えると、自分の直線を問題の直線に重ねて確かめます。重なれば「できた!」、ずれれば2本の直線が並んだまま残ります。
この単元で つまずくところ
- 切片はどこか。 y 軸と交わる点の y 座標です。はじめての「かく」問題では、まず y 軸の上の点を点線で囲み、次にそこから「右に 1、上に(傾きの数)」の点を囲みます。
- 傾きを読む。 直線の上の点をつまんで横へ引くと、「右に □、上に □」の階段が出ます。右に何進むと上にいくつ進むかを、自分の指で確かめます。右下がりの直線では「下に」と出ます。
- 傾きが分数。 2/3 なら「右に 3 進むと上に 2」。整数の問題に慣れたあと、分数の傾きがまざります。階段を右に 3 まで引くと、ちょうど格子点に当たります。
- どこがちがうか。 ずれたときは、自分の直線が点線で重なります。平行ならば切片、同じ点を通っているなら傾きがちがう、と2本の並び方から見分けられます。
このツールで 何が見えるか
- 問題
- 「かく」と「当てる」が交互に出ます。1〜4問目は傾きが正の整数、5〜8問目で負の数、9問目から分数もまざります。どの直線も格子点を3つ以上通ります。
- かく
- 格子点を2つタップすると、2点を通る直線が引かれます。点はつまんで動かせます。
- 当てる
- □ をタップして、数の列からえらびます。傾きは −3〜3 と ±1/2・±1/3・±2/3・±3/2、切片は −6〜6 です。
- スマホ
- 縦長の画面では、座標平面が上、式と数の列が下に並びます。
授業での使い方
5分
y = x + 3 を前に映し、y 軸の上の点と「右に 1、上に 1」の点をタップして直線を引きます。「3 はどこに出た? 1 は?」と聞きます。
15分
各自の端末で「つぎの問題」を4〜6問。当てる問題では、階段を使って傾きを読んだかどうかをノートに書かせます。
50分
前半でこの道具、後半で計算ドリル。ドリルは切片・傾きを読むところから、2点を通る直線の式、2直線の交点まで進みます。
どの使い方でも、動かした条件はそのままURLに入ります。 画面の「リンクをコピー」を押して配れば、生徒の端末でも同じ画面が開きます。 生徒が見つけた条件のリンクを提出させれば、そのまま記録になります。
すぐ使える条件
- y = x + 3 をかくはじめの1問
- y = −x − 1 を当てる右下がり
- y = 2/3 x + 3 を当てる傾きが分数
あえて入れていないもの
中学校で教える形を優先して、省いている条件があります。 教科書や資料集の数値と合わないことがあるので、先に書いておきます。
- 傾きや切片をつまみで動かしてグラフを変える機能はありません。グラフは自分でかき、式は自分で入れます。
- 変化の割合(表の増加量)は、計算ドリルとことばの説明で扱います。
- 同じ問題はリンクで配れます。URL に問題の番号が入ります。
よくある質問
かく問題だけ、当てる問題だけを出せますか?
できません。式とグラフを行き来することがこの道具のねらいなので、交互に出します。
まちがえたとき、正しい式は出ますか?
出しません。問題の直線と自分の直線が並んで残るので、どこがちがうかを見くらべてから「もう一度」か「つぎの問題」を選びます。
