ツクルラボ

化学反応式の係数を合わせる練習|左と右の原子の数をそろえる教材

中学2年 / 第1分野 (4)化学変化と原子・分子

化学反応式の係数

中学2年10〜30分・無料・登録不要

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化学反応式でつまずくのは、たいてい係数です。式そのものは書けても、2 をどこにいくつ置けばよいかで手が止まります。

合わせ方は一つしかありません。左と右で、どの原子も同じ数になるようにする。化学変化の前と後で原子の種類と数は変わらないからです(質量保存の法則)。

このツールは、□をおして係数を入れると、元素ごとの左右の個数をその場で数えて出します。「O が左に4、右に3」と見えるので、どこが足りないかが手で分かります。

🔴 数がそろっていても、ぜんぶ2倍・3倍のままなら正解にしません。いちばん小さい整数比で書くのが約束だからです。

⚠ はじめの係数はわざとまちがえてあります。「C + O₂ → CO₂」のように答えがぜんぶ1の式もあるので、1から始めると何もせずに正解になってしまうためです。

この単元で つまずくところ

  • 化学式そのものを変えてはいけない。 H₂O を H₂O₂ にするのは別の物質です。変えてよいのは前につける係数だけ。
  • 係数の 1 は書かない。 このツールでは□に1と入れますが、実際の式では省きます。
  • ぜんぶ2倍にしても数はそろう。 そろえばよいのではなく、いちばん小さい整数比で書きます。
  • 片方だけ見て合わせると、別の原子がずれる。 数の多い原子から合わせ、最後に水素と酸素を見るとうまくいきます。
  • 矢印の向きは変えられない。 左が反応する前、右が反応した後です。

このツールで 何が見えるか

□をおす
1 → 2 → … → 9 → 1 と変わります。
原子の数
式に出てくる元素ごとに、左の数と右の数がその場で出ます。そろうと緑になります。
判定する
「正解!」か、「数は そろって いる。もっと 小さく できる」か、「合って いない 原子が n 種類」。どの原子かは数だけです。
かんたん / ぜんぶ
かんたんは8問(燃焼・酸化・電気分解)。ぜんぶは18問で、中和・分解・有機物の燃焼・光合成まで入ります。
出る順
開くたびに変わります。

授業での使い方

5分

前に出して水の電気分解を1問。「O が左に1、右に2」と読みながら合わせて見せます。

15分

各自の端末で「かんたん」8問。終わった子から「ぜんぶ」へ。

50分

「ぜんぶ」を通したあと、ノートに係数なしの式を書かせて自力で係数を入れさせます。合っているかはツールで確かめます。

どの使い方でも、動かした条件はそのままURLに入ります。 画面の「リンクをコピー」を押して配れば、生徒の端末でも同じ画面が開きます。 生徒が見つけた条件のリンクを提出させれば、そのまま記録になります。

すぐ使える条件

あえて入れていないもの

中学校で教える形を優先して、省いている条件があります。 教科書や資料集の数値と合わないことがあるので、先に書いておきます。

  • 係数は1〜9の範囲です。中学であつかう式はこの中におさまります。
  • 化学式そのものを書く練習はこのツールではできません。式は出題側で用意しています。
  • 状態(気体・液体・固体)や熱の出入りは書いていません。
  • イオンの反応式(電離の式)はあつかいません。
  • 光合成と呼吸の式は中学3年の生物でも出ますが、係数の練習として「ぜんぶ」に入れています。

よくある質問

係数の 1 は書くのですか?

実際の式では書きません。このツールでは□に数を入れるつくりなので1と表示しています。

数はそろったのに正解になりません。

ぜんぶ2倍・3倍になっていませんか。いちばん小さい整数比まで下げてください。

どこから合わせるとよいですか?

出てくる回数が少ない原子から合わせます。ふつうは金属や炭素から始め、水素、最後に酸素の順です。

はじめの数字がばらばらなのはなぜですか?

答えがぜんぶ1の式があるためです。1から始めると、何もしないうちに正解になってしまいます。

化学式のつくりを知りたいです。

「原子をつないで分子をつくる」で、結びつく手の数から化学式ができるところが見られます。

化学反応式の係数 を開く →

ほかの教材は 中学理科ラボの一覧 から。

直してほしいところは 改善の要望 から。ツールの画面の「要望を送る」を押せば、そのとき見ていた条件のURLが付いた状態で開きます。