ツクルラボ

左のかっこの札は右のどの札にかかる|配る操作から乗法公式へつなぐ教材

中学3年 / A 数と式 (2)簡単な多項式の展開

展開

中学3年10〜20分・無料・登録不要

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展開は「配る」だけで済む単元ですが、2年の分配法則が札1枚だったのに対して、ここでは配る側が札の束になります。ここを「4つかけて足す」と手順で覚えると、乗法公式が丸暗記になります。

このツールは2年の「式の計算」と同じ札を使います。左のかっこの札を1枚つまんで右の札に重ねると写しがのり、矢印が残ります。4つの組に全部配り終わるまでかっこは消えません。配り終わると (+x)×(+3) が +3x になり、同類項をそろえると x²+5x+6。そのあと 2+3=5、2×3=6 が答えの札と線でつながります。

この単元で つまずくところ

  • 符号が抜ける。 札は +x、+2、−5 のように符号つきです。(x+3)(x−5) を配ると (+3)×(−5) が −15 になるところが見えます。
  • どの組を配り忘れたか分からない。 配った組には矢印と写しが残ります。かっこは4組そろうまで消えません。
  • 乗法公式がどこから来たのか分からない。 解けるたびに 2+3=5 と 2×3=6 が出て、5 が +5x、6 が +6 と線でつながります。③の (x+a)² と④の (x+a)(x−a) も同じ配り方で、真ん中が消えるところまで見えます。
  • 公式を使う練習。 各段の配る問題のあとに「公式で出す」問題があります。+x² と空札2枚に a+b と a×b を打ちます。「配る|公式」の札でいつでも切り替えられます。

このツールで 何が見えるか

① 1枚を配る
3(x+4) のように2年と同じ形。復習です。
② (x+a)(x+b)
左の束を右の束に配ります。4組。配り終わると (+x)×(+x)、(+x)×(+3)… が並んでから x²+3x+2x+6 に。
③ (x+a)²
同じ札が2組。x²+6x+9 になり、(x+a)² = x²+2ax+a² の行が出ます。
④ (x+a)(x−a)
+4x と −4x が 0 になって消え、x²−16。(x+a)(x−a) = x²−a²。
公式で出す
(x+3)(x−5) = の右に +x² と空札2枚。数字キーで −2、−15 を打ちます。判定はミスの数だけ。

授業での使い方

5分

①を1問配って、2年の分配法則を思い出させます。

15分

②を2問配らせ、2+3=5・2×3=6 の線を見せます。そのあと公式で出す問題を2問。

50分

③④まで配らせて、真ん中が消える理由を言葉にさせます。慣れた人は「公式」に切り替えて速く進めます。

どの使い方でも、動かした条件はそのままURLに入ります。 画面の「リンクをコピー」を押して配れば、生徒の端末でも同じ画面が開きます。 生徒が見つけた条件のリンクを提出させれば、そのまま記録になります。

すぐ使える条件

あえて入れていないもの

中学校で教える形を優先して、省いている条件があります。 教科書や資料集の数値と合わないことがあるので、先に書いておきます。

  • 札の約束は2年と同じ1つだけです。横に並べたらたす、重ねたらかける。
  • 行やかっこの先頭の札は + をつけません(x²、( x □ ))。2枚目以降は符号つきです。
  • 手の記録は URL に入るので、配り終えた形を配れます。
  • 判定はミスの数だけです。

よくある質問

(a+b)(c+d) のような文字だけの展開はありますか。

ありません。x と数だけです。

3項 × 2項の展開はありますか。

ありません。乗法公式の4つの形までです。

因数分解との関係は。

因数分解のツールは同じ札で逆向きに進みます。解けたときに出る 2+3=5、2×3=6 の線も同じです。

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直してほしいところは 改善の要望 から。ツールの画面の「要望を送る」を押せば、そのとき見ていた条件のURLが付いた状態で開きます。