絵が苦手な親子でも楽しめるお絵描きゲーム4選 差がつくのは画力以外のところ
お絵描きゲームに誘われて、「絵は苦手だから」と身構えてしまう人は、大人にも子どもにもいます。親のほうが苦手で、子どもに見られるのが気はずかしい、ということもあるかもしれません。
ただ、お絵描きゲームの多くは、上手な絵を描いた人が勝つしくみにはなっていません。何を見て点が決まるのかはゲームごとにちがい、そこを知っておくと、絵が苦手な人でも自分の得意なところで参加できます。
この記事では、ツクルラボGAMESのお絵描きゲーム4つを、「何で差がつくか」という目で見くらべます。どれもブラウザで遊べて、アカウント登録はいりません。無料版には広告が出ます。
4つのゲームは、それぞれ別のところを見ている
| ゲーム | 差がつくところ | 人数(無料) | 人数(プレミアム) | AI |
|---|---|---|---|---|
| ウタエカキ | 歌のききとり方 | 2〜4人 | 最大14人 | 歌と答えの絵づくりに使用。遊ぶときは使わない |
| お絵描きしりとり | 絵を見て何かを当てる読み取り | オンライン2〜4人/1台で交代2〜8人 | オンライン最大14人 | 使わない |
| ラクガキング | お題の解釈 | 2〜4人 | 最大14人 | 使わない |
| ナニコレスケッチ | 当てる速さ | 2〜6人 | 最大20人 | お題づくりと文章モードの判定に使用 |
プレミアムは月額300円のプランです。
ウタエカキ 歌をどうきいたかで絵が変わる
ウタエカキは、絵描き歌をききながら、なにの絵かを知らないまま描くゲームです。歌詞には「おにぎり」「ソーセージ」のような身近なものの名前だけが出てきて、どこに描くかは言いません。同じ歌をきいても、おにぎりを顔と思う人もいれば、体と思う人もいます。
紹介ページには、オンラインの集まりで遊ぶ場面について「絵のうまさより、歌のききとり方で差がつきます」と書かれています。投票する3つの賞も「いちばん正解に近い」「もう一つの正解にちがいない」「おもしろいからよし」で、上手さを比べる賞は入っていません。
絵が苦手な人にとっては、いちばん入りやすいゲームです。描くものは歌が1行ずつ教えてくれるので、何を描けばいいか迷う時間がありません。紹介ページのコツには「消すより続ける」とあり、歌は止まらないので、うまく描けなかった部分を気にする間もなく次へ進みます。
親子で遊ぶなら、答え合わせのあとに「ソーセージは何だと思って描いた?」と聞き合うと、絵の出来とは関係のない話ができます。
お絵描きしりとり 描く人より、読み取る人の出番が多い
お絵描きしりとりは、前の人の絵だけを見て何が描かれているかを予想し、しりとりで次の絵を描くゲームです。名前は見えないので、絵から読み取るしかありません。
紹介ページのよくある質問には、「絵が下手でも楽しめますか?」に対して「むしろ下手な方が面白い!」と答えています。読みまちがいが続いて、最後の鑑賞会で思いもよらないしりとりになっているのが、このゲームの見どころです。
絵が苦手な人の目で見ると、このゲームは描く時間と同じくらい、人の絵を見て考える時間があります。描くのに自信がなくても、「この丸は何だろう」と考えるところで活躍できます。
紹介ページのコツには「描き手は分かりやすさ優先」とあり、凝りすぎると次の人が読みまちがえる、とも書かれています。細かく描き込むより、そのものと分かる特徴を1つだけ描くほうが、次の人に伝わりやすいゲームです。
ラクガキング 正解がないので、思いついた解釈で勝負できる
ラクガキングは、「最強の生物」「限界を超えたサラリーマン」のように、解釈に幅のあるお題をみんなで一斉に描き、3つの賞で投票し合うゲームです。賞はベスト賞、ユニーク賞、画力賞の3つです。
画力賞はありますが、3つのうちの1つだけです。ユニーク賞は名前のとおり、ほかの人とちがう絵に入れる賞なので、絵が苦手でも、お題をどう読んだかで票を集められます。紹介ページのコツにも「文字通り描くより、意外な解釈の方が評価されやすい傾向」とあります。
お題は「上の句(修飾語)」と「下の句(名詞)」をランダムに組み合わせて作られます。AIは使っておらず、評価も人どうしの投票です。
親子で遊ぶと、子どもと大人で同じお題の読み方がずれることがあります。「神々しすぎる野菜」と言われて、大人は光っている大根を描き、子どもは王冠をかぶったトマトを描く、ということもあるでしょう。どちらにも賞が入る可能性があるのが、このゲームのよいところです。
投票は、気に入った賞だけ置いてもかまいません。
ナニコレスケッチ 描きやすいお題を自分で選べる
ナニコレスケッチは、1人が絵を描き、ほかの人がチャットで答えを当てるお絵描きクイズです。早く当てるほど点が高くなります。
描く人は、6つのお題の候補から1つを選べます。絵が苦手なら、形が単純で描きやすいものを選べばよく、むずかしいお題を引いて困ることが少なくなります。当てる側は、時間がたつとヒントが出ます。
お題は、内蔵の辞書(2300語)、自分で入力するカスタム辞書、AIが作るお題の3つのモードから選びます。AIのお題ではジャンルを指定できます。描画ツールにはペン、消しゴム、バケツ、カラーピッカーがあり、やり直しもできます。
描く人は1回に1人なので、人数が多いほど、当てる番が多くなります。絵が苦手な人も、当てる側に回っているあいだは、描く力と関係なく点を取れます。
描くための道具
4つとも、紹介ページではタッチ操作がすすめられています。お絵描きしりとりのよくある質問には、タッチペンはなくてもよく、指でもマウスでも遊べるとあります。タブレットとタッチペンがあれば、さらに描きやすくなります。
家の中で親子だけで遊ぶとき、1台の端末を交代で使えるのは、4つのうちお絵描きしりとりのローカルです。ほかの3つはオンラインで遊ぶので、親と子がそれぞれ端末を用意して、同じ部屋に入ります。
絵が苦手な親が、子どもと遊ぶときにできること
親が「下手だから」と言いながら描くと、子どもも同じ言葉を覚えます。苦手なら苦手で、何も言わずにさっと描いて次へ進むほうが、場の空気が軽くなります。
子どもが描いたものが分からなかったときは、「何を描いたの?」と聞いてかまいません。分からないことを正直に言うと、子どもは説明しようとして、自分の絵をもう一度見ます。
ゲームの選び方にも工夫ができます。親子とも絵に自信がないなら、うまさで差がつきにくいウタエカキから。描くより見るのが好きな子にはナニコレスケッチで当てる側の楽しさを。発想で勝負したい子にはラクガキング、というように、得意なところに合わせて選んでください。
まとめ
お絵描きゲームで差がつくところは、ききとり、読み取り、解釈、当てる速さなど、ゲームによってちがいます。4つとも、絵の上手さだけで決まるしくみではないので、苦手意識があっても、まずは1回遊んでみてください。
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